お城のようなホテル in 🇫🇮カレリア地方

梅雨の時期、皆さまいかがお過ごしですか?
今日は、クラシックな建物、建築、インテリアがお好きな方におすすめ、フィンランド南東部カレリア地方のイマトラにある古城のようなホテルをご紹介します。
カレリア地方と言えば、フィンランド好きの皆さまにお馴染み、カレリアンピーラッカというパイが有名ですよね。
ロシア国境🇷🇺に程近いカレリア地方、自然豊かで心地よいリゾートの雰囲気もある小さな街イマトラ。地理的にロシアからの観光客が多く訪れます。まだまだ日本からの旅行客は少なく、ちょっとした穴場です。
イマトラ周辺には、WWF Finlandの期間限定ライブ映像 NorppaLive で見ることができる可愛い野性動物、ワモンアザラシが生息するサイマー湖もあります。
https://luontolive.wwf.fi/en/
急流渓谷の景観が見どころのImatrankoski (イマトランコスキ)すぐ近くに建つランドマークであり、クラシックな外観が目を惹くScandic Imatranvaltionhotelli ( スカンディク イマトラ ヴァルティオ ホテル)。
重厚でクラシックな内観と調度品、インテリアが歴史を感じさせます。
宿泊客は無料で利用できるスパへは、この階段を下りて館内地下道で繋がっています。サウナもジャグジーもあり、緑溢れる外を眺めながらリラックス。旅の疲れを癒してくれます。
クラフトマンシップとアート性漂う鉄製コートハンガーとデコレーション。
高さとシンプルながらもデザインに特徴ある窓枠から眺める美しい夕焼け。
館内には1903年当時の古いウォールアートの一部が残されています。こうした壁画デザインに北欧デザインのエッセンス、潮流を発見してみるのも楽しいですね。
ゆとりある階段は、一段一段が低く昇りやすく降りやすく作られた、ステップフロアの設計で、ちょっとした小部屋や空間が面白いです。
廊下の天井を見上げると、素朴な和紋のような装飾が見られます。
天井が高い客室の二重窓も古く、クラシック。木漏れ日でゆっくりと目覚める清々しい朝。
ベランダからの眺め。
岩盤の地質だからこその岩石を活用した外観のデコレーション、デザインモチーフも興味深いですね。
ホテル外観を別の角度から眺める。
シンプルで機能的、場所取らないタブレットを活用したタッチパネル式のジュースサーバー。クラシックな雰囲気&モダンなシステム、新旧の要素が共存するのも、北欧フィンランドらしい。
目の前の渓谷沿いを散歩するのもリフレッシュになる、気持ち良いひととき。
高層ビルの無い開いた空の街中心部も歩いてすぐの距離。子どもたちが遊べる遊具もあるべディストリアンスペース。オープンテラス席で一杯寛いだり、ベンチでアイスクリームを頬張ったりして、北欧フィンランドの人々のように、のんびりと小さな幸せを感じる感度アップ。
バケーション計画のご参考に。
クラシックでありながら、気取らない肩肘張らない空間のご参考に。
Hyvää kesää!
どうぞ良い夏をお過ごしください!