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オーナー&バイヤーのブログ

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【世界の十大小説の一つ】『白鯨』とナンタケットの関係に迫る!

小説「白鯨」の説明と、それにまつわる様々なエピソードを一緒に説明しています。特にナンタケット島との関係と、ナンタケットバスケットの発展した理由を中心にご紹介します。

そもそも白鯨という小説とはどういうもの?

世界には素晴らしい小説が多数あります。
特に「白鯨」という小説は世界十大小説と呼ばれており、アニメ化や映画化など多数のメディアミックスがなされているのが大きな特徴です。
その理由としては、厳しい環境に立ち向かい目標に命がけに立ち向かっていく壮大な物語であるという点だといわれています。
その上で、様々な知識をきいているうちにその世界観に没頭し、次へ次へと行きたくなるような語り口が魅力で、それこそがこの小説の醍醐味と言われています。
つまり、主人公でも大海原でもなく、イシマエルの語りこそが重要なのではないのでしょうか。
そして、この作品における重要な存在として、ナンタケット島があります。

ナンタケット島と白鯨との密接な関係

作中に出てくるナンタケット島と捕鯨には、密接な関係があります。
まずナンタケット島は、アメリカ東海岸のニューイングランド、マサチューセッツ州の周辺にある島ですが、ここは世界でも屈強の捕鯨の基地でした。
しかし、この島の周りは浅瀬が多いためとても危険で、船の墓場と呼ばれる位です。
熟練の船乗りでもかなり難易度が高く、1年のうちの4割が霧で覆われるため、かなり苦慮したことは容易に想像できる話です。
そういった地域が舞台になっているため、この小説そのものもかなり壮絶な内容になっています。

捕鯨船の船長は白鯨に魅せられていて、人生を懸けていました。
白鯨を採るために足を失おうと多くの犠牲を払おうと、最終的にはその白鯨に復讐を達成するまでやめないという話です。
その中で、捕鯨産業の実態や文化の発展、宗教や歴史のかかわりなど多くの事が学べる作品になっています。

ナンタケットは重要な場所になっており、日本まで赴いて捕鯨をしたり、太平洋の広い海で捕鯨を行い厳しさが表現されています。
また、小説の中には差別表現も見られ、「ナンタケット人」であるかどうかもその人の評価の一つになっているのは注目すべきポイントです◎

当時は1度出港したら数年戻る事が出来ず、場合によっては小説の様に足を失い、場合によっては死に至ることもあるような厳しい環境の中で捕鯨が出来る男は優秀で、男性からすれば著しく憧れの仕事であり、女性から見てもその妻になるという事が誉だったのです。
こうした中で、出来た物の一つとして挙げられるのが「ナンタケットバスケット」です。

ナンタケットバスケットも、捕鯨船ともに発展?

捕鯨船の最初の方は樽職人が常駐しており彼らが組み立てていましたが、フィリピンで「籐」というものを発見したことにより、長旅を活用して樽に編みつけてできたのが「ナンタケットバスケット」です。

初期はあくまで入れ物などの洒落た雑貨としての扱いでしたが、次第に灯台の替わりに使われるようになりました。
これは、ナンタケット島の地理的な面で、浅瀬に乗り上げやすいため事故の危険性が高く、あたりを照らす灯台が必要だったからです。
しかし、この地域は基本的に砂州なため灯台を建てる事は難しく、灯台船を作って街を明るくする事により危険性を減らしていきました。

しかし、当時それほど娯楽がなかったため、ストレスがたまり船の中で死ぬ人も多かったそうです。そこで、こういったストレスを紛らわせるために、様々な機能的なものを開発させていきました。
これが現代の「ナンタケットバスケット」になります。

このように、「白鯨」の小説には捕鯨の大変さとそれにまつわる様々な文化的なエピソードが掲載されています。背景にナンタケット島の地理と周辺の航海の難解さを表現していると考えてみれば、かなり興味深くなるのではないのでしょうか。

現地に行かれる方は単に観光するだけでなく、こうした背景を味わいながらバスケットを購入してみてはいかがでしょうか♪
きっと、その魅力に取りつかれることでしょう。